【開催報告】縁起でもない話をしよう会 @ 徳之島

【メンバー開催報告】

昨日、縁起でもない話をしよう会 in 徳之島を開催させていただきました。

鹿児島市谷山妙行寺で二ヶ月毎に開催している、縁起でもない話をしよう会ですが、どこで耳にしたのか、徳之島診療所のスタッフにも知っている方がいらっしゃり、医療講演会の際に縁起でもない話をして欲しいということになりました。

私は第1回目に話題提供させてもらった際の資料など振り返ったり、裏方スタッフに一度プレゼンしたりしつつ、第2回、第3回で拝聴した濱田先生や黒野先生のご講演にもヒントをもらって、新たに資料を作り直しました。

当日の参加者は40名ほど(うち診療所スタッフが10名ほど)で、島時間ではなく、開始30分ほど前からぞろぞろと集まってきてくれました。

「縁起でもない話をしよう会っていう名前が気になって来ました。」という方も多く、やはりなかなかインパクトのある名前なんだなと再確認しました。

話題提供は前回同様、

・周りの人に自分の価値観や死生観を知ってもらうために、元気なうちから縁起でもない話をしましょう。

・決め事は病状や環境によって変わって当たり前なので、決めたことに拘らずに、その都度話し合いましょう。

・死んでも、死後残された人を支えるために生きているうちから出来ることがあります。日頃から大切な人との良好なコミュニケーションを取りましょう。

・死に方を考えることは生き方を考えることです。死に囚われず、より良い生き方を考えていきましょう。

などなど、実際私が出会った思い出深い患者さんのエピソードを交えつつ話させてもらいました。

私の話題提供後はいつも通り、いくつか輪を作ってもらい、診療所スタッフにも入ってもらって、参加者同士で語り合ってもらいました。

徳之島でこんな話が盛り上がるのかな?と開始前は心配するスタッフもいました(実際私もちょっと不安でした)が、いざ始まってみるとすごく盛り上がって、80代、90代のおじいちゃん、おばあちゃんも大きな声で自分のことを語らっていました。

閉会後も、娘を連れてくればよかった、母を連れてくればよかった、また引き続き開催してください、エンディングノートの書き方も教えてください、などなど多くの反響を頂けて、初めての徳之島開催でしたが、良い会になったんじゃないかと思います。

普段一緒に会を開催している仲間がいない中での縁起でもない話をしよう会でしたが、その場にいなくても、縁起でもない仲間との出会いがあってこその成功だったかなと思います。

ありがとうございました。

縁起でもない話をしよう会

医療・介護現場などの死の問題は一般的には「縁起でもない話」として避けられがちな話です。 でも縁起でもない話は、本当は語らないといけない大切な話。 そこで! 有志の集まりで「縁起でもない話をしよう」という集まりを開催しています。ちょっと覗いてみられませんか?どなたでも参加できます。 各地で行われている会の情報や内容のレポートなどをシェア・発信するサイトです。

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